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ぎふ長良川の鵜飼 本日5/11から

戦国のロマンを感じさせる金華山と山頂にそびえる岐阜城を背景に、漆黒の闇の中、赤々と燃える篝火を川面に映し、鵜匠と鵜が一体となって繰り広げる古典漁法「鵜飼」は、現在を忘れ千古の昔にタイムスリップしたような幽玄の世界へと誘います。

その歴史は古く、1300年以上前までさかのぼることができ、「鵜匠」という地位を与えた織田信長や、鮎鮨を好み江戸へ献上させた徳川家康など、時の権力者の保護を受けてきました。元和元年(1615年)、大阪夏の陣からの帰りに岐阜に滞在した家康、秀忠父子が鵜飼を観覧したと伝えられています。多くの文化人にも愛され、松尾芭蕉は「おもうしろうて やがてかなしき 鵜舟かな」という句を残したほか、名優チャールズ・チャップリンは2度鵜飼見物に訪れ、すばらしいと絶賛したと言われています。毎年5月11日~10月15日までの期間中、中秋の名月と増水時を除いて毎夜行われます。



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