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低い報酬、町村議員は「超損議員」? 月額17万円未満で見える景色

愛知県内では37の市町村で議員選が告示され、無投票で当選が決まった2町村をのぞいて23日に投開票される。町村議会を中心に議員の「なり手不足」が深刻で、4年前の前回選挙後に議員報酬を引き上げた議会も少なくない。さらに、改革に乗り出した議会もある。

「選挙に出ると決めてから、報酬を知ってびっくりした。今までの手取り額と同じくらいしかない」公務員を辞めて、県内の議員選に挑戦している30代男性は驚きを隠さない。落選すれば、完全に無職になることから、「議員にもそれなりの生活保障があるべきではないか」。1月時点で、県内市町村の議員報酬は名古屋市議の84万1500円が最も高かった。最少は県東部の豊根村議の15万9千円で70万円近い開きがあった。

名古屋市の隣の大治町は2020年4月に報酬を2万9500円引き上げて、月額29万5千円に。町議会事務局によると、財政難だった06年に10%カットし、その分を戻したという。この4年間の上げ幅としては県内で最大。




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