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更年期以降の女性に多い、手指の不調「メノポハンド」

更年期を迎えた女性の中には、近年注目されている

「メノポハンド(menopausal handメノポーザル ハンドの略)」と呼ばれる。

閉経(メノポーズ)の前後5年ずつを合わせた10年間を「更年期」といいます。閉経を50歳で迎えた方の場合は45〜55歳となりますが、タイミングにはかなり個人差があります。この40代・50代の時期、女性の心身には更年期症状という様々な不調が起こりやすくなるということがよく知られていて、その一つに手指の不調があります。我々はかねてより、手指のこわばりや関節の痛みなど初期の不調を「更年期手」と呼んでいました。これについて2022年に日本手外科学会が「メノポハンド」と命名し、早めの治療を呼びかける啓発活動を行っています。

メノポハンドは検査をしてもまだ原因が特定できない不定愁訴の状態であるケースも多いのですが、放置すると悪化していく可能性が高いので、自覚されたら整形外科・形成外科等の医療機関を受診してください。より精度の高い診断・治療を希望される場合は手外科専門医を受診されるとよいでしょう。



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