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鉄筋を覆うコンクリートの厚さが建築基準法施行令の規定より薄いと何が起こる

規定より薄い「かぶり厚さ不足」が原因となり、鉄筋に水分が浸透。さびて膨張した鉄筋が、コンクリートを押して剥落させる「爆裂」と呼ばれる現象、マンションには50年程度住むことが考えられる

物理的には100年でも住み続けることが可能なはずだが、実際は少し事情が違ってくる。

旧耐震基準とはいえ、堅牢な構造を誇った同潤会アパートも60年~70年で取り壊されているのが現実。また、2016年には日本初の分譲マンションだった渋谷の「宮益坂ビルディング」も65年の寿命をまっとうした。社会情勢の変化によって、建物はまだ使用に耐えうるにも係わらず、経済活動上のさらなる価値を求められて取り壊されることもある。これは経済的な寿命といえるだろう。再開発や区画整理などよるインフラ整備も同様にマンションの寿命を左右する要因となる。



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